マザーボードの選定
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FREETECHのP6F209(FlexATX)というマザーボードで17cm角の大きさのものが発売されている。ビデオ、LAN、音源ともオンボード型。今回はこれを使う。
最初、よく調べずにCPUを買ったら対応していなくて後でもう一度CPUを買いなおした。痛い出費だ。 )
FC-PGA2のCPUには対応していなかったようだ。
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ケースの選定
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17cmの正方形であるから、これが入るボウルは直径が、17×1.41(2の平方根)=24cm以上のものが必要。今回は、東急ハンズで直径24cmのボウルを購入。
その名も「弁慶24型」
なんだ、「弁慶」って(笑)。ちなみに耐薬品性に優れたポリプロピレン製。
いろいろ見ていたら、ちょうど良いまな板があったのでこれを底板にする。これもポリプロピレン製。
あまりにもぴったりだったので驚き。取っ手もついているので、持ち運びに便利かも
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出来上がりはこんな感じ
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とりあえず、ボウルとまな板を組み合わせた完成予想図。見るからにばからしい。
某林檎マシンににてるかな?
本当に驚くほどぴったりで、この組み合わせに関しては何の加工も要らなかった。
組み合わせた瞬間に「これだ!」という感じでしばらく笑ってしまった。
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底板の加工
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底板(まな板)にマザーボードを固定するための穴をあけ、ナットを固定する。これで、マザーボードはねじで底板に固定できる。
横にもボウルと固定するための穴をあける。ビスではなく、タップねじで固定する。
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フレームの製作
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CDやHDDを固定するためのフレームを製作。
アルミ板を曲げただけ。 CDは、DVDとCD-R/RWのコンボドライブで、薄型(ノート用)を使用。薄型からIDEへの変換コネクタを使う。
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フレームとの組み合わせ
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筐体はこんな風になる。赤い線はCDドライブの排出口になるところ。
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ハードディスクの加工
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HDDは、2.5インチがスペース的に良いが、ここではあえて3.5インチを使用。そのため、角がボウルに当たるようになってしまったため、角を切断。
このとき、切っちゃいけないところ(ディスクケース部分)ぎりぎりまで切断した。ついで、マザーボードのプリンターポートもじゃまなので、排除した。昔のプリンターを使う訳でもないので問題ないかと。変な周辺機器をつなぐ予定もないし。
何度か位置を確認しながら、HDDの位置を決め、フレームに固定用のねじ穴をあける。
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底板、マザーボード、ハードディスク
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フレーム内部は、このようにぎっしり。熱的に問題ありかも。
スペース的に苦しく(2.5インチHDDを使え!)、メモリーは一枚しかさせない。それでも、ケーブル類が当たる。たぶん問題なし?
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仮組
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中身はこんな感じになる予定。あたりを確認しながらいろいろ調整する。
とにかく電源がじゃま。外付けの電源にしようと思ったが、値段が高いのと、かっこ悪いのとで却下。
電源をうまいこと小さくすることが必要。
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電源スイッチの作製
「梨」マークの作製
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林檎に見えますがあくまでも「梨」です。スイッチになります。
梨の形を保護用のシートに描く。
描いた形に切り取り、金属ヤスリで丸みをだし、最後に紙ヤスリで仕上げる。スイッチに取り付けるための部品を取り付ける。
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ケース(ボウル)の加工
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ボウルを加工する。得意の現物あわせ。ファン、I/O、CDドライブ、スイッチ、コンセント用の穴あけ、及び固定用の穴あけなど。
冷却用のファンは、電源についていたものを流用している。
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電源の加工
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電源はMiniATX用のものでなるべく小さいものを選んだ。それでも大きいため、コンデンサを倒したり、ヒートシンクを変形させて場所を稼いでいる。
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コンボドライブの加工
コンボドライブは、中に入るように化粧版を加工し、また、ドライブ用にあけた穴の切れ端を化粧版にするためにいろいろ加工した。
さらに、フレームにコンボドライブを固定する。
組立
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組み立てる前に電源を入れてみて動作するか確認。
スイッチ、ランプ等がちゃんと光っていることを確認
配線等が干渉しないようにうまい具合にケースに入れる。
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完成
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ちょっときついけど完成。
スケルトンだと中身が見えてしまい、見栄えが良くない(笑)。そのうち中から色を塗ろう。
ちょっと上向きに出ている電源ケーブルがおもしろい。
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配置
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省スペースのために、液晶ディスプレイとLCDアームを購入。
机に液晶をLCDアームで固定し、作製したPCをおいてみる。
するとどうだろう。某林檎コンピュータに似ているではないか!!
これはびっくり(笑)
LCDアームを自作しようと思ったけれど、面倒だし、壊れて液晶を破壊したら立ち直れないのでやめました。
暗闇の中でほんのりと赤く光る「梨」がとてもロマンチックです(笑)
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