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マザーボードの選定
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FREETECHのP6F209(FlexATX)というマザーボードで17cm角の大きさのものが発売されている。ビデオ、LAN、音源ともオンボード型。今回はこれを使う。
MiniATXも使えるようにスペースは確保する。
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フレームの作製
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アルミ板を曲げたり切ったりしてフレームを作製。
CDドライブの大きさやMicroATXの大きさから一辺が22cm強になるように設計、製作した。
木で外枠を作るので、必ずしもこのフレームは必要ないかもしれないが、シールドとしても機能するだろうと一応作製した。
曲げ機を買った手前もある(笑)。
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外枠の作製
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木の板を切ったり、穴をあけたりして、作製。
木を組ませて作製しようと思ったが、時間がかかりそうなのでやめた。
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外枠の組立
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本当は、ねじや釘を使わずに作製したかったが、時間がかかりそうなのと、技術がないので断念した。次回があったらそうしたい。
今回は、残念ながらねじ止め。
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賽銭の入り口兼排気口の作製
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それっぽく、板を組み合わせて作製。板の角度は、実際に10円硬貨を使って試行し、決定した。
格子もそれっぽく作製。
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「梨」マーク、「浄財」ロゴの彫刻
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小中学校の図画工作を思い出しながら「梨」マーク、「浄財」ロゴをそれぞれ、エンボス加工する。(林檎に見えるかもしれませんが「梨」です。)
最後に、紙ヤスリで仕上げておしまい。
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仮組
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出来上がりはこんな感じになるはず。
なるべく反っていないものを選んで買ったつもりだが、薄い(5mm)ため、前面パネルが少し反っている。組立時に調整して目立たなくする。
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ニス塗り
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重厚感を出すために、黒の油性ニスを塗る。2、3回に分けて塗った。
ロゴの部分は黒い塗料を塗り、本物っぽくする。
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金具の取り付け
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取っ手、飾りなどの金具を取り付ける。
これでかなり、賽銭箱ぽっくなった。
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賽銭スイッチの作製
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マイクロスイッチに硬貨が当たり、スイッチが入る仕組み。マイクロスイッチのアームだけでは感度が悪く、硬貨を落としても作動しなかった。そこで、アルミの板でアームを延ばし感度を上げた。
試行錯誤したため、ためらい傷が多い(笑)。何度か試行したが、まだ、感度、確度が悪いので改良の余地がある。
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単なる音スイッチであるが、より高機能、高自由度を出すため、PICマイコンと組み合わせて作製した。
今回は、賽銭を入れて、手を2回叩く(柏手)と電源がONになるように設計。
簡単な流れとしては、賽銭を検知、音を検知、待機(ノイズをさけるため)、音を検知、電源をON、停止となる。
詳細はこちら
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釣り銭機構の作製
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マシンが立ち上がると、釣り銭が出る
単に、お金が戻るだけだが、あらかじめお金を入れておけば釣り銭っぽく出るので許してください。
動作としては、少し傾斜した釣り銭トレーに賽銭がたまり、電源が入るとソレノイド型のアクチュエータが動作し、傾斜角度を大きくする。すると、静摩擦力を超えた硬貨が滑り落ち、釣り銭排出口から排出される。
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外枠の組立及び仕上げ。
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外枠を組み立てて、飾り、取っ手を全てつける。
外枠は最終的にフレームに被せるので、この段階で仕上げても問題はない。
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フレーム仕上げ
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基板類やスイッチ類を取り付ける穴を開け、釣り銭機構、電源用フレームを取り付けて完成。
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内部の作製
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マザーボード、CDドライブ、ハードディスク、電源、柏手スイッチを組み込み。電源はMicroATX用の小型電源を使用。
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完成
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外枠と本体を組み合わせる。足を取り付け完成。
今回は足を使って、ケースの下に空間を作ったが、今度作る時は、外枠を少し高めに作って、外枠で本体を浮かせようと思う。おそらくそれの方がかっこが良い。
特に設計図を書いたりせず、適当に作って行ったので、所々その場しのぎの部分ができてしまった。
特にスイッチ機構、釣り銭機構は改良が必要と思われる。
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